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留学生向け最終面接対策

ネット上では、「最終面接はただの意思確認だけだからもう内定同然」という噂が立っているのですが、実際のところ最終面接は100%通過できると保証されていませんし、実際の数値は5割ほどと言われています。一次面接や二次面接よりは通過率は高く見えるのですが、決して全員合格となるとは限りませんので、内定を手にするまで気が緩まないようにしましょう。 このページでは、最終面接で見られるポイント、よくある質問、先輩たちの心得をご紹介していきます。

留学生向け最終面接対策

最終面接のキーポイント

熱意・意欲

ここまで応募先の会社の選考に勝ち抜いてきた候補者の一人として、会社の取締役・部長クラスが一番あなたに確認したいのは、本当に入社する気はあるのか、ということです。

業界に興味があると言っても、なぜうちの会社なのか。うちの会社の理念やビジョンに理解はあるのか。などさまざまな角度から確認され、判断されるはずです。

 

キャリアプラン

多くの日系企業は、無期限で新卒を採用するため、今後就活生がしたい仕事、就活生が見ているご自身の未来も質問されることが多いのです。

「入社後5年経ったら何がしたいのか」、「今後の夢は何なのか」のような質問で、試されることが多いです。

外国人留学生の場合、最終的に母国に帰って仕事がしたいと思っている方も多いでしょう。応募先の会社が海外展開している、あるいはする予定の場合、それもプラスになる可能性はありますし、無理を言って入社後トラブルとなるケースも多いので、ここでは誠実にお話しすることをおすすめします。

 

価値観

「本当にこの人はうちの会社に合っているのか」、「この人を採用したら、活躍してくれそうなのか」の最終確認です。例えば、大学など学校の選び方、物事の判断基準など、こちらもさまざまな側面から聞かれることでしょう。

 

心得てほしいこと

ホームページ等の情報を復習しよう

日系企業の場合、最終面接では社長、取締役クラスが面接官として出てくることが多く、前述のとおり会社の理念などについて理解を求めることも多いと言われています。

会社ホームページの会社概要カテゴリでは、大体そういった情報は載っているので、最終面接の前はもう一度復習して、自分の考えを言えるようにしたほうが良いでしょう。

 

業界知識の復習

最終面接では、業界全体についての質問もあったりしますので、最終面接までも何度もしてきた業界研究のときを思い出し、抜かりなく準備しておきましょう。業界に関する質問に質高い回答ができたらかなり面接官の好感度を上げることができます。

 

逆質問の準備

最終面接の最後では、応募者に会社に対する質問はないか、と聞く時間がとられていることが多いですので、確実に行っておきましょう。

それまでの選考過程でも、聞かれる可能性はありますが、ホームページや募集要項から読んでわかるような基礎的な問題ではなく、下記のような少し違う、アピールとでも捉えそうなパターンの逆質問を用意しましょう。

・入社前に準備しておいたほうがいいことはあるか

・この会社で働いていてよかったと思うエピソードを教えてほしい

・この会社で活躍する人はどのような特徴はあるか

社長や役員クラスの方に直接質問できるチャンスは入社後でも少ないのが普通なので、積極的に「質問攻め」をしましょう!

 

ベンチャー企業の場合の心構え

社員数の少ないベンチャー企業の場合、面接回数も少なく、最終面接ではほぼ確定で社長が出てくることが予想されます。

ベンチャーで働くのは、社長や経営陣に近い分、価値観などが合わなかったらかなりメンタル的にも体的にも苦しいことですので、最終面接の場では社長の価値観やビジョンを確認する上、それがご自身に合う場合のみ入社意欲を伝えるようにしましょう。

ここでももう一度お伝えしたいのですが、「内定」というのは就活のゴールではありません。不採用になってしまっても、あくまで「自分と合わなかった」と考えて、より自分の価値観に近い会社に行ったほうがご自身の人生にとってもプラスになるはずです。

 

面接の場のサインを気にしすぎないように

よくネット上では、「このようなサインがでたら内定がもらえる!」という文章が見られます。実際はどうなのでしょうか。

もちろん、会社によって、応募者によって状況は全然違い、最終面接を受ける人全員と握手する社長もいれば、合格にしたい人とのみ握手する人もいるわけなので、ネット上の情報はあまり信じすぎず、一番良いパフォーマンスを出すことに集中をしたほうがより良い結果につながると思います。

 

終了後はお礼メールを送ろう

特に前の選考過程でもお礼メールを送ったことのない人でも、最終面接の後はきちんとお送りするようにしましょう。社長や役員クラスの方々のお時間をいただいたこと、ここまで尽力してくれた人事の方々への感謝を含めて簡単な文章でも大丈夫です。

このメールのありかなしかで、企業のあなたに対する印象もだいぶ変わってきます。

 

よく聞かれる質問例

志望動機に関するもの

・志望動機を再度教えてほしい。

・弊社は第一志望なのか。またその理由。

・他社から内定が出たらどうするか。

・同業他社ではなくなぜうちを選んだのか。

・弊社の理念について知っていることは何か。

 

キャリアプランに関するもの

・10年後どのようなビジネスマンになりたいのか。

・将来の夢(なりたい社会人像)を教えてほしい。

・将来弊社でどうやって活躍したいのか。

 

価値観に関するもの

・生きていく中で何を大事にしているのか

・在籍している大学を選んだ理由は何か

・今の部活/ゼミ/アルバイトを選んだ理由は何か

この記事についての情報提供は

海外留学推進協会

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