企業の人材育成・雇用Manpower training
日本の「ものづくり」は世界的に有名と言われており、科学技術はもちろん、職人さんのこだわりなどもご存じのとおり。多数の日本のメーカーも世界展開をしており、そのうち海外での売上高が国内を超えるという企業も多く、そこでグローバルに活躍できる人材を採用したい企業もたくさんあります。本ページでは、実際に留学生の採用実績のある日系のメーカー企業5社をご紹介していきます。
日本電気株式会社は、よくNECと略され、日本を代表する電機メーカーです。井桁マークをロゴ等に使われていないので知っている人は少ないかもしれませんが、住友グループの一員であり、住友電気工業や住友商事と並ぶ住友新御三家と言われております。
主に、有線・無線問わず通信機器の製造やコンピューターおよびそれと関連するITサービスまで、幅広く事業を展開しています。特に通信機器市場においては、携帯電話の基地局、テレビの放送設備、鉄道・船舶や航空の無線通信などを得意としていて、生産から販売まで行っているようで、近年は子会社の設立や分社化などによる事業の選択やコストの集中が進められています。
特にITエンジニアの採用に力を入れる同社は、留学生の採用実績を多数持ち、全体的な採用数も大きい(2019卒に関しては500人近くを採用する予定)です。
また、多くの企業では1年目の有給休暇が10日のところ、NECでは初年度から20日を付与し、福利厚生の面でも時短勤務等育児へのサポート、介護休職制度、家賃補助、各種研修などが充実されていて、自社内の運動施設、厚生施設はもちろん、社外のフィットネスセンターや保養所も完備されております。
ご興味のある方は、下記のリンクからNEC社の新卒採用サイトへアクセスしてみてください。
海外では、「松下」、「Panasonic」、「National」等のブランドは名を知られる存在、日本のトップ電機メーカーです。白物家電から、住宅機器、車載機器、通信機器等事業規模を拡大させてきております。
家電製品がはじめだったというパナソニック、国内唯一の総合家電メーカーで、全部門を網羅しており、さらに多くの部門では国内トップシェアに輝いているのです。加えて、電池や照明器具等でも、国内シェア1位を維持しています。
日系企業では珍しく社内カンパニー制を採用しており、併せて34もの事業部を持っていて、それぞれの役割が明確。それにグループ会社に関しては500社前後を擁しており、Panasonic以外でもSANYO、JVC等有名ブランドが名を連ねます。
パナソニック株式会社では、今年の新卒採用サイトの先輩紹介では、2人の留学生採用の先輩を出しているほど、留学生採用に積極的と言えます。グループが大きい分、できる仕事もたくさんあり、技術を極めたい人でも、語学力を生かしたい人もぴったりの配属が見つかることでしょう。
年間休日は127日とかなり多く、持ち株制度や企業年金制度等、福利厚生も充実しています。加えて、社員の海外留学にも力を入れて盛んに行っています。
パナソニック社の新卒採用サイトはこちらとなりますので、ぜひご確認ください。
https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/new_gra.html
海運会社から発展を遂げた、日本の大手総合電機メーカーであり、三菱グループの中核企業でもあります。売上に関しては日立製作所、パナソニック、東芝に次ぐ4位で、家電から、エレベーター、FA機器、半導体、人口衛星まであらゆる製品を製造、販売しており、コーポレートサイトでは、12の事業領域に展開している、と記されています。多くの産業用分野では国内シェア1位を獲得しています。
また、三菱電機では、海外だけでも150社以上の関連会社を置いており、海外売上高は40%前後を占めていると言います。早いスピードで発展する海外市場に向けて、絶えずアイディアを生み出し、事業規模を拡大させてきました。社内でもグローバル人材育成に注力しております。そのため、海外留学制度、海外でのOJTも利用可能となっております。
三菱電機の新卒採用において、大きな特徴があり、秋(10月)の入社枠を独立させているということです。部活に集中していたり、語学留学していたり、ギャップイヤーしていたりした学生を積極的に受け入れているのです。もちろん、外国人留学生も対象になっています。留学生は夏卒業、秋卒業が多く、この制度を利用して卒業後すぐに入社することも可能となっています。
ご興味のある方は、下記三菱電機の新卒採用サイトもご覧ください。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/saiyo/graduates/index.html
常に日本人の就活生のは入りたい企業ランキングの上位にも食い込んでいる、日本を代表するお酒、飲料水メーカーです。「ザ・モルツ」、「金麦」、「ほろよい」等の銘柄は留学生のみなさんにも印象的だと思います。
企業規模からみれば想像がつかないかもしれませんが、実はサントリーの本社とほとんどの関連会社は上場しておりません。「株主に商品の味を左右されたくない」との理由があるそうで、自社の商品へのこだわりがうかがえます。
世界のトッププレーヤーと戦うため、グループの改編まで行い、海外へも積極的に展開しており、マーケティング、営業、調達、財務、経理、広報、知財等多くの職種では海外との連携が体感できると思われます。
またグループ全体において「Global One Suntory」というビジョンを見て、人材育成にも注力し、長期視点でキャリアを考えてくれますし、外国籍の社員の受け入れにおいては日本での生活の立ち上げ、日本語学校への通学支援、入社後のサポートまですでに制度化されています。とても心強いと言えるでしょう。
食品業界に興味のある方は、ぜひエントリーを考えていただきたい応募先になりますので、下記採用サイトも併せてご覧ください。
https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/
2017年販売台数が世界3位。かつては何回も世界1位を攫ったことがあるトヨタ自動車グループ。その英語表記の「TOYOTA」はもはや「日本製造」、「Made in Japan」の代名詞と言っても過言ではないでしょう。
実は日本国内でも、日本一の企業になったことのあるトヨタ。今では自動車に多く使われる技術は、世界初トヨタが作ったものも多かったほど、「モノづくりを通じて、豊な社会づくりに貢献する」という理念を創業以来貫いてきました。
さらに、女性や外国人等ダイバーシティ社員の育成やサポートにも手厚く、社員寮やスポーツ施設、保養所の施設などもすごく充実しています。もちろん、育成体系もしっかりしており、基礎教育として新入社員研修からさまざまな業務職研修が受講可能で、先輩制度、自己啓発支援プログラムまで用意されております。自己申告による異動願い(海外、国内問わず)も出せる環境であり、自分らしくそしてプロとして働けるのではないでしょうか。
そんな日本の自動車産業をけん引するトヨタを受けてみたいと思ったら、下記採用サイトをぜひチェックしてみてください。