留学の新常識Study abroad
自由に行動しやすい大学生だからこそ、夏休みは大学生ならではの経験をしたいもの。大学生活の夏休みを生かしてできる海外留学についてご紹介します。
海外留学先で学べる分野には様々なものがありますが、ほとんどの日本人大学生は、英語を勉強する目的で夏休み留学をしています。日本語だらけの環境で苦しい英語学習を続けるよりも、英語に囲まれた環境の方が自然と英語に触れることができます。
主な留学先としては私立の語学学校と、公立あるいは私立の大学がありますが、ほとんどの日本人学生は夏休みを使って私立の語学学校に1~2ヶ月ほど留学しています。大学ですと1~2ヶ月という短期間で受け入れできるコースがほとんどありませんが、私立の語学学校ですと毎週月曜に入校できることが一般的で、学生へのサポートも充実していることが多いです。
留学できる国としては、伝統的には北米やヨーロッパが一般的です。1ヶ月の授業料や生活費が30~50万円などと費用は高くなりますが、先進国ならではの快適な生活を送りながら、クオリティの高い語学教育を受けることができます。日本からの留学生数としては、JAOS海外留学協議会の調査によるとアメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリス、ニュージーランドの順に多くなっています。
欧米への語学留学に猛追するのが、人気急上昇中ですっかり日本でも一般的になったフィリピン留学です。マンツーマン授業がメインで、寮制で缶詰状態の英語学習をするというユニークなカリキュラムですが、欧米留学の費用の半分近い格安さが受けています。フィリピン留学に次いで、現在ではマレーシアやインドへの英語留学も年々人気が高まってきています。
語学学校で英語を学ぶ間、英語の学習はもちろんですが、その他にも様々な体験をすることができます。
学校によっては英語以外にも中国語やフランス語の授業を取ったり、英語でヨガをしたりすることも可能です。ボランティア活動をしたり、英語力やスキルがあればインターンシップに挑戦することもできます。
語学学校には様々な国からの留学生が集まっているため、各国の文化に触れることもでき、世界中の友達も作れます。寮に住めば留学生同士で生活し、ホームステイをすれば現地ファミリーの元で貴重な経験も積めます。語学学校では日々様々なアクティビティやイベントが開催されており参加可能ですし、土日は基本的に休みなので、土日を使って旅行にでかけることもできます。
大学生として経験できる夏休みは、人生の中でおそらく4回のみです。後悔しない人生を送りたい人は、夏休み留学をご検討ください。